個人名でも投票できる参院選の比例選、
著名人ずらり…俳優・格闘家・漫画家など
3日に公示された第27回参院選(20日投開票)で、各地の立候補者の受け付けは
午後5時に締め切られた。選挙区選に350人、比例選に172人の計522人が立候補を届け出た。
与野党は参院選比例選(改選定数50)に、俳優や格闘家といった著名人を相次いで擁立した。
従来の支持層以外からも票を得たい政党側と、高い知名度を生かして国政への転身を目指す
候補者の思惑が一致した格好だ。
衆院選比例選の投票は「政党名」だが、参院選比例選は「政党名」と「個人名」のどちらでも投票できる。
個人の得票も政党の得票として数えられるため、これまでも著名人が立候補してきた。
立憲民主党からは元報道キャスターで前参院議員の蓮舫氏(57)が出馬した。
日本維新の会は、格闘家の久保優太氏(37)や中国出身で元拓殖大客員教授の石平氏(63)を立て、
党勢回復につなげたい考えだ。
国民民主党は当選1回の議員が大半を占めるため、前衆院議員の足立康史氏(59)、
前参院議員の須藤元気氏(47)ら他党の議員経験者を公認
れいわ新選組は漫画家の池沢理美氏(63)、参政党はラグビー解説者の後藤翔太氏(42)、
社民党は俳優のラサール石井氏(69)を擁立。日本保守党からは知名度が高い弁護士の
北村晴男氏(69)が立候補している。
自民は医師会や農協など集票力のある業界団体の組織内候補に加え、経済評論家で
元内閣官房参与の岸博幸氏(62)や筆談ホステスとして知られる元東京都議の斉藤里恵氏(41)を立て、
無党派の取り込みを図る。
公明、共産両党は党関係者を擁立し、支持固めに注力する方針だ。
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250703-OYT1...
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