「アメ横」飲食店7割が外国人経営…
中国系多く 老舗の鮮魚店は激減
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/90000438... 東京のJR上野駅からJR御徒町駅までの高架沿いに、およそ500メートル続く「アメ横商店街」
400ほどの店が軒を連ね、連日多くの人でにぎわう人気スポットですが、ここ数年で
ある変化が起きています。それが店舗の多国籍化。様々な国の飲食店が立ち並ぶエリア
となっているのです。中でも多いのが中国系の店です。
アメ横商店街連合会:千葉副会長
「十数年前にケバブ屋が初めてできて、珍しいなと思ったんですけど。今から5〜6年前に
急に増えた。今、飲食店がだいたい400店舗中おそらく50店舗ぐらい。昔はほぼなかった」
増加する飲食店とは対照的に、減っているのが鮮魚店や乾物店。正月用の食材をを求め、
多くの人でごった返すアメ横の光景は、年末の風物詩と言えるものでしたが…。
千葉副会長「昔はほぼ鮮魚店だったんで、ここだけでも20店舗くらい。今は5店舗」
10年前、30店舗ほどあった鮮魚店は、今では5店舗にまで激減。
持丸水産 持丸健康代表取締役「コロナになる前に10店舗以上あって、コロナになってから一気に。
継ぐ人もいないし、この機会だからやめちゃおうみたいな」
こうして、物件が空くとすぐさま外国人が借りるようになり、現在の多国籍な飲食店街に
変わっていったといいます。「勢いは本当にすごいです。空いた場所にすぐ入ってきちゃうんで」
客層も変化。5年ほど前から外国人観光客が増え始め、今では、およそ7割にも及ぶといいます。
生魚に馴染みのない外国人観光客が増えたことで、経営を続けている鮮魚店の売り上げも減少傾向に。
そのため対応策を検討中だといいます。
戦後の闇市をルーツに、昭和、平成、令和と、時代とともに、その姿を変えてきたアメ横。
千葉さんは変化を受け入れつつも、アメ横らしさを残す昔ながらの物販店にも目を向けてほしい
と話します。千葉副会長:「飲食店は欠かせなくなってるんで、それはそれでね。ただやっぱり
物販の街アメ横としては、飲んで食べて観光もいいですけど、中(ガード下)に入って見てほしい。
車以外、何でも売ってる街なんです。要は宝物さがしで、『なんとなく欲しい』
と見に来ていただくとやっぱり見つかるんです」
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