原発再稼働に賛成41%、反対29% 男女で賛否逆転 世論調査
3月15、16日の毎日新聞の世論調査で原発の再稼働を進めることについて尋ねたところ、
賛成が41%で、反対の29%を大きく上回った。「わからない」も30%あった。
男女別に見ると、男性は賛成56%、反対26%だったが、女性は賛成27%、反対32%と
賛否が逆転。男女で大きな違いが見られた。
年代別では、反対が18~29歳と30代で17%▽40代で19%▽50代で27%▽60代で35%
▽70歳以上で44%と、高齢層ほど反対が多い傾向だった。
賛成の理由では、電気代の高騰を抑えることへの期待や電気の安定的な供給、
脱化石燃料などが挙げられ、「ただし安全性が十分に確保されているとみなされた場合のみ」
と注文をつけるものも多かった。反対の理由では、安全性への懸念や放射性廃棄物の
処理の問題などを訴える声が目立った。
調査手法が異なるので単純比較はできないが、2022年5月の調査では
賛成47%、反対30%、23年3月の調査では賛成49%、反対37%だったのに対し、
24年3月の調査では賛成36%、反対45%と賛否が逆転していた。
同年1月の能登半島地震で原発の安全性への懸念が意識されたとみられる。
調査は、スマートフォンを対象とした調査方式「dサーベイ」で実施。
NTTドコモのdポイントクラブ会員を対象としたアンケートサービスを使用し、
全国の18歳以上約7000万人から調査対象者を無作為に抽出。2047人から有効回答を得た。
https://mainichi.jp/articles/20250316/k00/00m/010/...
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