「ごんぎつね」の読めない小学生たち 国語力崩壊の惨状


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001 2025/07/18(金) 19:29:28 ID:krrn1SpyN2
「死体を煮て溶かしている」『ごんぎつね』の読めない小学生たち…
石井光太が明かす“いま学校で起こっている”国語力崩壊の惨状

いま、子供たちの言葉と思考力に何が起こっているのか。
「この話の場面は、死んだお母さんをお鍋に入れて消毒しているところだと思います」
「私たちの班の意見は違います。もう死んでいるお母さんを消毒しても意味ないです。
それより、昔はお墓がなかったので、死んだ人は燃やす代わりにお湯で煮て骨にしていたんだと思います」
「昔もお墓はあったはずです。だって、うちのおばあちゃんのお墓はあるから。でも、
昔は焼くところ(火葬場)がないから、お湯で溶かして骨にしてから、お墓に埋めなければならなかったんだと思います」
「うちの班も同じです。死体をそのままにしたらばい菌とかすごいから、煮て骨にして土に埋めたんだと思います」
生徒たちが開いていたのは国語の教科書の『ごんぎつね』だ。

授業で取り上げたのは、ごんが兵十の母親の葬儀に出くわす場面である。そこでは、兵十の家に村人たちが集まり、
葬儀の準備をしているシーンが描かれる。家の前では村の女たちが大きな鍋で料理をしている。作中の描写は次の通りだ。
〈よそいきの着物を着て、腰に手ぬぐいを下げたりした女たちが、表のかまどで火をたいています。大きななべの中では、
何かぐずぐずにえていました〉
ごんが見た光景なので「何か」という表現をしたのだ。葬儀で村の女性たちが正装をして力を合わせて大きな鍋で
何かを煮ていると書かれていることから、常識的に読めば、参列者にふるまう食事を用意している場面だと想像できるはずだ。

校長の男性は、30年以上の教員経験があり、国語を専門にしていた。彼は次のように語った。
「今日のケースは少々極端でしたが、最近は多かれ少なかれあのような意見が出るのは普通です。
教員もそれをわかっているので、先ほどの授業でも班になって話し合わせたのでしょう。それでも
ああいう回答になってしまったようですが……。残念ながら、似たようなことは、私も他の学校で
しばしば経験してきました」
校長はつづける。
「学校は学力を育てる場なので、子供たちが誤読をするのは悪いことではありません。そこで教員に
正してもらうことで、読解力を高めていけばいい。でも私は、こうした子たちの反応は単なる
読み違いではないと考えています。」
https://bunshun.jp/articles/-/8043...

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002 2025/07/18(金) 19:37:57 ID:QPGt4dD.hg
明和世代も崩壊させてきたんです

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003 2025/07/18(金) 20:07:34 ID:PKUhLIRTNE
コレは仕方が無い事だ。
読解力というが、
読む力は良いとして、解する力は其の人間の知識と経験に依存する。
一昔前の日本の田舎なら、葬儀は地域住民の協力の基に行われるものであり。
葬儀のふるまいの膳を用意する光景は、見慣れたものだったろうが、
現代人のそれも子供に、知りもしない風習の正解を求めるのは酷というものだ。
指摘通り教師が過去の日本の葬儀の背景を説明して、教えてやれば良い話だ。
ともすれば、現在の子供の学力低下を論うネタの様に書く姿勢には全く賛同できない。

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004 2025/07/18(金) 20:13:50 ID:krrn1SpyN2
戦地に赴く父親がコスモスを摘んで、「一つだけあげよう」と…
校長が同じような例として挙げたのが、4年生の国語の教科書に載っている
戦争文学の名作『一つの花』(今西祐行)だった。
戦時中、どの家も貧しく十分なご飯がなかった。ひもじい生活の中で育った少女ゆみ子は、
「一つだけちょうだい」と言うのが口癖になっていた。そう頼めば、何かもらえると思ったのだ。
戦争が激しくなり、ついに父親が兵士として戦場へ行くことになった。駅へ見送りに行く途中、
ゆみ子は「一つだけ」と言って父親が持っていくはずのおにぎりをみんな食べてしまった。
ゆみ子はまた「一つだけ」とおにぎりをせがみだす。もうおにぎりは残っていない。
父親は不憫に思い、駅構内のゴミ捨て場のようなところに咲くコスモスを摘んで、
「一つだけあげよう」と言って渡す。
10年が過ぎ、戦争が終わって日本に平和な日常が訪れた。父親は戦争から帰ってこなかった。
その代わり、ゆみ子の家の周りにはたくさんのコスモスが咲き乱れていた――。

この物語を生徒たちに読ませ、父親が駅でコスモスを一輪あげた理由を尋ねると、
次のような回答があるという。
「駅で騒いだ罰として、(ゴミ捨て場のようなところに咲く)汚い花をゆみ子に食べさせた」
「このお父さんはお金儲けのためにコスモスを盗んだ。娘にそのコスモスを庭に植えさせて
売ればお金になると思ったから」

作中には、父親がコスモスを渡した時の心理描写はないが、登場人物の立場に立ち、
状況や背景を踏まえれば、行間から父親の気持ちを想像できるだろう。だが、
一部の生徒たちはその力がないので、父親の悪意や欲望を描いた作品だと受け取ってしまう。
https://bunshun.jp/articles/-/80431?page=...

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005 2025/07/18(金) 20:19:29 ID:.Hn6RHdFfk
まぁ、
「マウスのクリック」で
マウス叩き壊したヤツ居たわけだし
上から目線も所詮は・・

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006 2025/07/18(金) 20:30:42 ID:LSsQu3LfYY
想像力が欠如しているのじゃないな。文脈を共有できていないのだ。大人だってそうだね。差別主義反対!とか叫んで悦に入る左翼は、国家観を欠き、国内外で無差別平等を志向する意味が分からない。野田元首相も、国籍撤廃みたいなことを良いこと、素晴らしいことだと考えて国政選挙の街頭演説で堂々と力説する。国民国家の本質、歴史、意味、人類史上の位置などまるでお構い無しに良さげな響きの言葉、概念を振り回して多文化共生などという存在したためしのない未知な空想をなげつけるのである。まるで読解力を失った子どもが党首をやっているような姿だし、聴衆も拍手を惜しまない。妙な解釈に傾いたグループが、見解の一致を見ているわけだ。

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007 2025/07/18(金) 20:41:34 ID:31Yr8Zs7hc
キツネというか柴犬じゃねぇの  ゴンは柴犬  

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008 2025/07/18(金) 20:45:54 ID:3bWaUVAOc6
>>4
戦後も80年 近い
現代の日本において、子供が食べたいものを食べられない状況というのは、単純に言って親が育児を放棄している以外にない。
つまり、親がその身を削っても子供に食べさせてやりたいが それが叶わないという状況はなかなかに レアケースだ。
故に 平均的な家庭の子供がそのことに考えが至らないということは別段 不自然なことではない。
昔の子供がそういうことについて、とんでもない解釈をしなかったのは、
そういう悲惨な状況が身近にあって知っていたということにすぎない。
逆説的に言えば今の子供は幸せだということだ。

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009 2025/07/18(金) 20:47:16 ID:xGEQoW7ZzM
コスモスをあげた理由なんて本人にしか分からないだろ

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010 2025/07/18(金) 20:59:39 ID:LSsQu3LfYY
>>4
一つだけの花の意味を一つだけの命などと拡大解釈している指導要領があるが、間違いだね。お父さんはゆみ子の口癖になってしまった「ひとつだけ」が、やるせなく、悲しいんだが、同時にひとつだけとせがむゆみ子が、愛おしくてならないのだ。そんなゆみ子のいじましさを刻みつけたくておにぎりの代わりになるわけではないが、何かひとつだけを手渡したかったんだよ。10年後にはもうゆみ子の周りにはひとつだけだった世界はなくなりました、という話だよ。

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011 2025/07/18(金) 21:03:11 ID:7vJavFFXvA
ごんぎつねの例は常識がないから
たぶん田舎の葬式を見たことがないんだろう
一つの花の例は共感力がないから
おそらく家庭で情操教育を何もやっていない

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012 2025/07/18(金) 21:14:55 ID:mCfxeb4sJQ
小学生どころかネット記事でも国語力がおかしい記者を散見する。

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013 2025/07/18(金) 21:15:05 ID:LSsQu3LfYY
花は主役ではない。ひとつだけが主役で、ひとつだけのやり取り(ひとつだけを巡る父娘のささやかなコミュニケーション)が切なく哀しい記憶になった、というストーリー。

指導要領著者の読解力が心配やな。

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014 2025/07/18(金) 21:19:48 ID:xYpnTgoRic
>教員もそう考えて、生徒たちを班にわけて「鍋で何を煮ているのか」などを話し合わせた。

これは教員がアホ。わざわざ話し合いをさせるぐらいだから、かなり訳有りのモノを煮てるに違いないと考えたんだろう。

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015 2025/07/18(金) 21:31:05 ID:vv3vLVDtD2
●日本人の6人に1人は偏差値40以下、5人に1人しか役所の書類を申請できない…
“見えない格差”をつくった知識社会のザンコク 『バカと無知』より

PIAAC(国際成人力調査)はPISA(学習到達度調査)の大人版で、
OECD加盟の先進国を中心に、24カ国・地域の16~65歳約15万7000人を対象に、
2011~12年に実施された。

ヨーロッパでは若者を中心に高い失業率が問題になっているが、その一方で経営者から、
「どれだけ募集しても必要なスキルをもつ人材が見つからない」との声も寄せられていた。

プログラマーを募集したのに、初歩的なプログラミングの知識すらない
志望者しかいなかったら採用のしようがない。

そこで、失業の背景には仕事とスキルのミスマッチがあるのではないかということになり、
仕事に必要な「読解力」「数的思考力」「ITスキル」を実際に調べてみたのだ。

PIAACの問題はレベル1から5まであり、レベル3は「小学校5年生程度」の難易度とされている。

「読解力」のレベル3の問題例では、図書館のホームページの検索結果を見て、
「『エコ神話』の著者は誰ですか」という問いに答える。

あまりに簡単だと思うだろうが、正解するためには、問題文を正しく読めるだけでなく、
「検索結果をスクロールし、そこに該当するものがなければ『次へ』の表示をクリックする」
というルールに気づかなくてはならない。

この問題に正答できない成人は日本では27・7%で、3~4人に1人になる。

レベル4の問題では、150字程度の本の概要を読んで、質問に当てはまる本を選ぶが、
日本では8割近い(76・3%)成人がこのレベルの読解力をもっていない。

ツイッターの文字数の上限は140字なので、5人のうち4人は書いてあることを
正しく理解していない可能性がある。

「数的思考力」のレベル3は立体図形の展開で、日本の正答率は62・5%だ。

レベル4は単純なグラフの読み取りで、ビジネスでは必須の能力だが、
このレベルに達しているのは日本人の約2割(18・8%)しかいない。

「ITスキル」のレベル3では、メールを読んで会議室の予約を処理する。
事務系の仕事では最低限必要な能力だと思うが、日本人でこれをクリアしたのは
わずか8・3%だけだ。

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016 2025/07/18(金) 21:32:41 ID:vv3vLVDtD2
この結果をまとめると、次のようになる。

 (1)日本人のおよそ3分の1は「日本語」が読めない。

 (2)日本人の3分の1以上が小学校3~4年生以下の数的思考力しかない。

 (3)パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は1割以下しかいない。

だが驚くのはこれだけではない。この惨憺たる結果にもかかわらず、
日本人の成績は先進国で1位だったのだ。

OECDの平均をもとに、先進国の労働者の仕事のスキルを要約すると
次のようになる。

 (1)先進国の成人の約半分は簡単な文章が読めない。

 (2)先進国の成人の半分以上が小学校3~4年生以下の数的思考力しかない。

 (3)先進国の成人のうち、パソコンを使った基本的な仕事ができるのは20人に1人しかいない。

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017 2025/07/18(金) 21:36:17 ID:LSsQu3LfYY
話の流れの中でどうでもよい鍋やコスモスにわざわざ焦点を当ててクローズアップする学習には意味がない事に気付かない教師やこの文春記事書いた人らが重症なんだが。バカが時間かけて何やってんだか……という実に愚かしい教育現場を見せられて口あんぐりだわ。子供らがかわいそうすぎる。

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