日本の平均睡眠時間は“最下位”あなたの不眠度は?
「入浴は1時間前」「眠くなるまで布団に入らない」…良質な睡眠のコツ
小栗泉・日本テレビ解説委員長
「世界33か国の平均睡眠時間を調べたOECDのデータによると、日本は7時間42分で最下位です。
33か国の平均は8時間29分で、これと比べてもかなり短いです」
「睡眠時間が短いのには様々な理由があると思いますが、睡眠不足だと心配なのが健康面です。
厚生労働省によると、睡眠時間が短いと肥満・糖尿病・心筋梗塞・うつ病などのリスクが高まってしまいます」
「そこで自分の睡眠状態を測る目安として、世界共通で使われているチェックシートがあります。
『寝床についてから実際に寝るまで時間がかかりましたか?』や『日中の眠気はありましたか?』など8項目あります」
「例えば、寝るまでの時間が非常に長くかかったことが過去1か月間に週3回以上あった場合には3点、
というように点数を足していきます」「合計点が1~3点は『睡眠がとれている』、4~5点は『不眠症の疑いが少しある』、
6点以上は『不眠症の可能性が高い』ということです。このチェックシートは『アテネ不眠尺度』というもので、
自分でやってみたいという方はぜひ検索してみてください」
https://www.jes.ne.jp/self-check/sleep.htm... いい睡眠をとるための4つのコツ
「日本睡眠学会の内村直尚理事長によると、お風呂に入るのは寝る1時間ほど前がいいそうです。
体温が下がった頃にリラックスした状態になり、寝つきが良くなるそうです」
「また、眠くなるまでは寝床に入らない。布団は寝る場所だと体に認識させましょう。
そして、寝る前1時間のルーティンを作る。アロマなど決まった香りをかぐなど、
寝るためのスイッチを自分で決めて繰り返すことで、寝つきが良くなるとのことです」
「日中に運動することも大切です。運動の時間が取れないという人は、
早歩きを意識するだけでも夜寝やすくなるということです。一方、休日などに一気に長い睡眠を取る
『寝だめ』については効果はないということです」
「内村理事長によると、睡眠不足の原因にもよりますが、現在は病院の心療内科に行くことをお勧めするということです」
「睡眠障害を軽減できるような光の入り方や仕上げの素材感などで、うまくオンとオフの切り替えができる寝室が作れたら、
今の時代に合うのではないかなと思います」(5月1日『news zero』より)
https://news.ntv.co.jp/category/society/b0f94e9112474...
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